終わりの見えない中国EV値下げ競争

\ バッテリーのコスト削減は限界か /

蓄電分野では、受注が減ればそれだけ競争が激化するという構図が特にはっきりしている。

10月に入ってからBYDでは毎週ライバル企業の価格や製品情報を集め、出荷量や価格を分析して戦略を練るようになったという。
来年はさらに悲惨な状況となるだろう。ある業界関係者によると、一部の材料メーカーは来年10%以上値下げすると通知された。BYDのバッテリーサプライヤーは来年20%のコスト削減を求められ、今年の20%削減と合わせて「2年で4割引き下げることになる」という。

36Kr Japan 12.25